採用活動、保育園運営、転職支援に関わることなど。色々とご紹介します。

採用担当者のパーソナリティーを生かす

採用活動で生かせる強み

採用活動をするうえで「会社の強みや特徴」「教育体制や雰囲気(イベントなど含め)」「先輩情報」などに関わるコンテンツは、様々なツールや表現方法を使いながら活かしているものの、案外使い切れていない(ご本人が気づいていないのかもしれません)、もったいないなと感じるのが「採用担当者自身の強み」です。

採用担当者自身の強みと言っても、「入社を決めた要因は?」という質問への回答として度々見かける「採用担当者が良い人だった」というものとは異なります。※むしろ入社に至るまでの選考過程において、様々な会社情報を伝えているにも関わらず、担当者の話が真っ先に出て来ることは危険です。会社の魅力は本当に伝わっているでしょうか?

今回挙げている「採用担当者自身の強み 」とは、外部にコンテンツとして打ち出す強みではなく、採用活動をする中で生きてくる採用担当者自身の強みのことです。

そのパーソナリティーは採用で生かせます

採用担当者が持つ様々なパーソナリティーが、採用活動で力を発揮する場面は多く存在します。

学生に関する本当に欲しい情報(聞きづらいことや直接聞けないこと)をやり取りの中で取得することが出来るタイプ。学生自身が結婚や恋人のこと家族構成などを話してくるので、勤務地やオヤカクの必要性などが見えてきます。

どんなタイプの学生でも高い親和性を保ち関係構築が出来るタイプ。学生の方から友達や後輩を紹介してくれたり、研究室や教授とのパイプづくりにも協力してくれたりします。

社内において圧倒的な人気を誇るタイプ。他部署に対して採用活動への協力要請をした際、社内の人間が好意的にかつ積極的に協力してくれる。

社内異動も多く様々な部署を経験しているタイプ。学生に対して同じ話をしていても、圧倒的な臨場感で伝えることが出来ます。

新卒入社ではない転職組。他業界を希望する学生に対して他業界との違いや、外からみた自社について伝えることが出来ます。

周りから提案してみる

冒頭で「採用担当者自身の強み」と書きましたが、こうして書き並べてみると、社員個々の強みかもしれません。

ご本人がその才能に気づいていないケースもありますので、「あの人!」と思った時はぜひ提案してみて下さい。

我々は1つのクライアントと長くお付き合いさせて頂くことが多いので、採用担当者の方だけに限らず、他部署で活動に参加してくれる社員の方など、個々のパーソナリティーや社内における業務や経歴も分かってきます。

その中で、「この人ならもっと社内で協力をお願いできるのに」「フォローアップの中でもっと動いた方がいいのに」「このタイプ(シーン)にはこの人が対応するべき」など、感じることがありますので、我々もその際は都度お伝えするようにしています。

それぞれのパーソナリティを活かすことで、採用活動が益々良くなっていくはずです。