採用活動、保育園運営、転職支援に関わることなど。色々とご紹介します。

情熱溢れる採用担当者

情熱溢れる採用担当者が存在する

採用活動に関わる中で、「採用が強いな」「採用力があるな」と感じる企業様の特徴の一つに「情熱溢れる採用担当者が存在する」という特徴があります。

どんなところが「情熱」なのか?簡単にいうと、

採用担当者が自分の会社のことが好き」ということです。

少し似ているようですが、新卒採用(特に)で、学生が入社を選んだ理由や、企業に好印象を持った理由の項目で上がってくる「採用担当者が魅力的」というニュアンスとは少し意味合いが異なると思って下さい。

会社のことが好きだと何が良いのか?

コンテンツの更新が常に行われている

担当者が会社の事が好きだと、この魅力的な会社や職場をどうやって新しい仲間になる人たちに伝えようか?という意識があるので、自社のどの部分が強みなのか?、他社との違い、現在の問題点への対策、伝えるための分かりやすい言葉などを、常に様々な角度から考えています。そのためコンテンツの追加やブラッシュアップが頻繁に行われている印象を受けます。

何だかカッコイイ書き方になりますが、自分が会社のことが好きなので、他の人にも好きになってもらおうと常に知恵を絞っているというところでしょうか。

求職者対応で強い

会社が採用を優先事項と捉えていることは、採用活動において大きなアドバンテージになることは以前別の記事で書かせて頂きましたが、採用担当者が会社のことを好きでいると、たとえ会社全体がそれほど採用に力を入れていなかったとしても、イベントなど求職者と直接向き合う段階になれば、他社よりも強さを発揮することが出来ると思います。

https://c-forest.co.jp/blog/?p=702

面接での接触はもちろんですが、新卒採用なら合同説明会や会社説明会などもあるので、中途採用以上に直接求職者と向き合う機会を多く持てるはずです。

そこで直接応募者に会うことで人柄や熱意が伝わり、その中で伝えた会社の魅力も倍増して伝わっているかと思います。

ストレートに刺さる言葉

採用担当者が会社のことを本当に好きでいると、本心から企業の魅力や強みなどの話をするので、聞いている方の立場としても、ストレートに言葉が入って来る感覚があります。

以前お会いした採用担当者の方がこのパターンに該当したのですが、色々と会社についてお話をして頂く中で嫌味や演出がなく、純粋に良い会社なんだなと感じたことがありました。

最後に「会社のことお好きですよね?」と質問したところ、「私この会社のことが大好きです」と即答されましたが、採用担当者が会社のことを心から楽しそうに誇らしげに話すのを聞くと、こちらも気持ちが良くなり、ストレートに言葉が心に刺さります。

会社が好きな担当者デメリット

個人的には、採用担当者が会社を好なことは大きなメリットと思っていますが、デメリットも存在する可能性があります。

それは、客観的に見る事が出来ない可能性があるということです。

恋は盲目という言葉に似ていますが、自社の悪い部分が見えておらず公平な観点を持っていないことです。

採用に携わる担当者が1名でこのケースになると、修正がされないままに、採用情報の展開が行われてしっている可能性があります。

会社のことが嫌いな採用担当者

採用において、採用担当者が会社のことを好きでいることは、当り前のことですが非常に大切なことです。

ちなみにこの逆のケースもありますが、やはりマイナスになってしまうと思います。

さすがに会社のことを悪くは言わないと思いますが、前述した担当者の話に比べれば、その話は心に刺さらないと思います。早々に採用担当者を変えるのが望ましいですが、会社が採用活動や採用担当のポジションを重要視していないのでその担当者になっている可能性もあり、解決は困難です。

デメリットも存在するかもしれませんが、やはり採用担当者が会社の事が好きということは、採用活動において大きなメリットになると思っています。