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デイケア、ショートステイ、認知症型グループホームとは?

介護職の活躍する場所

一言に「介護職」と言っても、働くことの出来る施設の種類はたくさんあります。

その施設によって、入居者が通うタイプなのか?入居するタイプなのか?短期滞在型なのか?長期滞在型なのか?どのような方を対象に介護サービスを行っているのか?など、施設によって異なってきます。

そして施設ごとのサービスが異なることで、仕事内容や勤務時間も当然変わってきます。前もって様々な介護施設を調べて、自分の働く環境を理解しておくことは非常に大切です。今回は、介護職として働く様々な施設とその種類を簡単にご紹介したいと思います。ご参考にして頂けると幸いです。

デイケア

デイケアはリハビリテーションが必要な方や、医療的ケアが必要な方が施設に通って介護サービスを受ける場所です。2、3時間の短時間だけ利用される方も多く、リハビリ以外にも入浴や食事といったサービスを提供する事もあります。

またデイケアは介護スタッフだけでなく、理学療法士や医師、言語聴覚士などのスタッフが勤務している場合も少なくないため、医療の分野に関しても働きながら学ぶ事が出来るのが特徴です。

事故や病気などによってリハビリを受けておられる方の多くは、「前のように普通に生活できるようになるだろうか」と常に不安を感じておられます。そのような不安や悩みを取り除くのも介護スタッフの役目なので、患者さんが日に日に元気に明るくなっているのを見ると充実感ややりがいを大きく感じられます。

ショートステイ

ショートステイは30日間までの短期入所で、介護サービスを高齢者が受けることの出来る施設です。家族の介護負担を少し軽減したり、旅行や出張の際に介護の必要な高齢者が短期間で入所したりという目的で利用されるケースが多いです。

短期の入所という事で、入居者一人一人の性格や好みなど瞬時に理解して適応していく能力が求められます。また、環境が変わるとなかなか寝付けなかったり、食欲不振になったりされる方も少なくないので、そういった問題に配慮して素早く対応が出来る力も求められます。

認知症型グループホーム

認知症型グループホームは認知症を発症している高齢者が共同で生活する施設です。特徴としては、働く環境が本当に家族のようなアットホームな感じという点が挙げられます。介護スタッフは、入居者の方と家族のようにお話をしたり、一緒に料理を作ったり、家事を行ったりと楽しくお仕事を行う事が出来ます。

認知症の入居者のケアを行うので、「話している内容が矛盾している」「他の人の物を自分の物と思い込んでいる」など対応が少し難しい状況も出てくることがありますが、入居者の方の気分を害さないように優しい思いやりの気持ちをもって仕事を行う事が求められます。認知症ケアは将来自分や身近な周りの人をケアするときにも、とても役立つので認知症ケアに関心を持たれている方にオススメです。

有料老人ホーム、ケアハウス、デイサービスに関しては、別記事でご紹介させて頂いております。