採用活動、保育園運営、転職支援に関わることなど。色々とご紹介します。

2級キャリコンサルティング技能士試験対策

学生支援や面接講座なども行っているので、キャリア系の資格は幾つか所持しています。

国家資格キャリアコンサルタント

GCDF-Japanキャリアカウンセラー

2級キャリアコンサルティング技能士

この中で、2級キャリコンサルティング技能士の取得には苦戦したのですが、

勉強や試験を通して色々と感じたことや改善したことなどがありました。

採用・就職関連の仕事をしている方の中には取得を考えている方や、

実際に勉強中の方もいるかもしれないので、今回は

2級キャリコンサルティング技能士試験対策

について書かせて頂きます。

キャリアカウンセリングの資格について

今回ご紹介する2級キャリアコンサルティング技能士だけでなく、各民間団体の資格に加え、最近では国家資格キャリアコンサルタントなど、キャリアコンサルティングに関する資格は沢山ありますので、良く分からないという方のために少しだけ簡単にご説明します。

ちなみに私はGCDFのホルダーなのですが、GCDFやCDA、CMCA、マンパワーから発行されているキャリアコンサルタントや、キャリアカウンセラーなどの資格は各民間団体が発行している資格であって、国家資格ではありません。取得や継続のルールもそれぞれで異なり、GCDFの場合は3年毎の更新で、更新には3年間で45時間の継続学習が必要です。

このように、民間のキャリコンサルタント関連の資格は沢山あったのですが、団体ごとに基準が曖昧なので、統一するために2008年に国家資格としてできたのがキャリアコンサルティング技能士です。当初は2級の試験からスタートし、数年前に1級試験がスタートしました。こちらは国家資格です。

そして最近よく耳にするのが、2016年にスタートした国家資格キャリコンサルタントです。こちらは試験もありますが、指定された民間団体の資格ホルダーは申込をすることで取得ができます。こちらも名前の通り国家資格となっています。

正解がない試験という悩み

「正解がない」

2級キャリアコンサルティング技能士試験において頭を悩ませる要因の一つです。試験結果が不合格だった場合、

しっかりと見てもらえているのか?はたしてどこを見ているのか?

そんな気持ちになってきます。言葉は受け取る相手、伝える相手によって起こる感情も異なってきます。私も結果がでなかった時にはそう思いました。しかし合格した後、失敗した際の内容と点数を考えると今は納得しています。しっかりとしたプロセスで面談を行えば必ず結果は伴うと思いました。

2級キャリアコンサルティング技能士勉強方法

学科や論述は過去問から始めればいいと思いますが、問題は面接試験です。

日々の業務でカウンセリングを行っているなど仕事を通して試験対策出来る方は良いのですが、そういったチャンスがあまりない方も沢山いらっしゃいます。

私の場合は、試験のクライアントケースが明らかになった後、ひたすら仲間内でロープレを行いました。事前に対策を立て過ぎると先入観が出てしまうので、あまり良くないという方もいらっしゃいますが、安心感も含めて一度それぞれのケースに触れておいた方が良いというのが、個人的な意見です。

既に何かしらのカウンセラー資格をお持ちの方が多いと思います。資格取得時に出来たカウンセラー仲間と共に上手く試験対策をしては如何でしょうか?

面接の練習について

面接対策としてはロープレを行いましたがその他に準備しておいたのが、

「この人はここが気になる」

「ここに注目はしておきたい」

「これはやっておこう」

という項目は頭の中に用意しておくようにしました。かなり前のケースなので、あまり役にたつか分かりませんが、私が受験した第7回の試験から抜粋すると。

①アルバイトの経験を通じて感じる事はなかったのか(興味のある事や湧いた事など)?お父さんやお母さんなど社会人の先輩に話を聞いてみたのか?やる気が起きないのはなぜなのか?

②自分に合った仕事は何なのか(体力的にきつくないと思う仕事とは)?
通勤へのこだわりなのか?金額的な問題なのか?娘さんの年齢は?それに関わる学費や生活費は?いつまで働きたいのか?慰謝料はあるのか?

③技術を身に付けた事に共感する。靴のメーカーは少ないがきっかけは何か?
悩む所は何なのか?旦那さんには何と言っているか?

このように簡単に聞きたいことなど書き出してみました。

面接は時間通りに終わらせた方が良いか?

面接試験時、時間通りに終わらないとNGなのか?

それで不合格ということはないと思います。私の場合は、合格時面接は時間切れで終了し、不合格時には次回面談の設定まで行えました。時間内で終了することよりも内容が大切なので、

関係構築→問題把握→目標設定。

合格した回はここまでは確実に出来るよう心掛けました。最悪ここまで出来ていれば、勝負にはなると個人的には思っています。もちろん目標設定がしっかりと出来て、次回面談までにやる事を共有し、次回の約束まで持っていくのが理想ですが、時間を意識し過ぎて、全て次回までの宿題にしてしまっては本末転倒です。それよりも、時間切れになったとしても一つでも気付きを持ってもらったり、ラポールの関係を築けた方が関係構築が出来るので、その後もスムーズに面談が進むのではないか?と思います。足りない分は、口頭試問で挽回します。

関係構築の重要性

関係構築というキーワード。

カウンセリングを学ぶと、初期段階で出てくる言葉です。実際の行動に落とし込んでみると、傾聴を心掛けクライアントの話をしっかりと聞いてあげること。質問攻めにせず話の方向性をクライアントに委ねること。

こんな所でしょうか?しかしそれらを意識するあまり怖々と面談が進み、 結局オウム返しになり堂々巡りになってしまうことがあります。私自身も「口を挟まずクライアントの話を聞く」ことを強く意識するあまり、話が前進しないロープレが何度もありました。しかし、合格した時の実技試験で一つ意識した事があります。

「問題の確認」です。

クライアントがしてくれた話に同意するだけでなく、内容をまとめて返すことを強く意識しました。人間は同意してもらう事はもちろんなのですが、自分がした話をしっかりと理解してもらう事で相手に対して信頼感が増します。序盤で信頼関係の土台が出来れば、こちらからのアウトプット量が多くてもしっかりと関係構築は築く事ができると思います。

GCDFホルダーの方は共感して頂けるかもしれませんが、GCDFの試験において神経を使った関係構築。相手に気を使い、話をして頂き、質問して良いかさえ悩んだと思います。しかし技能士試験に関しては、関係構築は出来た上で方向性を決めなければいけません。関係構築は出来て当然で、その上でどうするか?を心掛けました。

口頭試問は重要なのか?

「失敗した!」

上手く伝えられなかった、関係構築に時間を使い過ぎてしまった、〇〇の話に引っ張られてしまった。

面談終了後に、このように感じても、口頭試問で挽回のチャンスはあります。面談時に失敗したと思った事はそのまま口頭試問でお伝えし、失敗した事にしっかりと気付いているとアピールしましょう。また、事前に口頭試問の質問項目は頭に入れておいて下さい。そして出来れば、面談中に口頭試問のことも意識出来れば尚良しです。(ここは後で失敗したと伝えよう・・・など)

実際に周りの合格者に聞いてみても、ここでカバー出来たと感じている方も多くいらっしゃいましたし、私自身もそう感じています。ロープレ練習の際に、口頭試問の練習も必ず続けて行って下さい。試験の時に突然やれと言われても、人間はなかなか出来ませんので。

どちらの問題をメインで話すか?

問題把握は重要なポイントです。

クライアントの抱えている問題をしっかりと共有できることが、すなわち関係構築にも繋がっていくからです。2つの悩みを持っているクライアントのケースの時、双方で重要度の認識が異なる可能性があります。まずはクライアントに聞いてみましょう。

どちらが大きいのか、どちらを話したいのか?

こちらで優先度を思い込み、勝手に話を進め、後半になり実はもう一つが重要となったら取り返しがつきません。家族の病気なのか、仕事でのマネジメントに関してなのか?先に聞いてしまってから面談を進めればいいと思います。そして口頭試問でも、「2つありますが今回はこちらを話ました」と伝えればいいと思います。

アドバイスとカウンセリングの違い

不合格だった際、得意分野や関わっている領域の相談内容は危険だ。
と感じたのでそちらを紹介します。

私は試験当時からずっと学生の就職や採用活動に関わっているので、面接試験で就活生のケースにあたった際は「しめた!」と思い、相談内容を聞いた瞬間に浮かんだ解決までのストーリーを、自分で勝手に作ってしまいました。

出来る方はそんな事はしないのかもしれませんが、思い起こせば私の場合、得意パターンに当たると、そういうケースがロープレ時から多くありました。これは充分注意した方がいいと思います。自分が満足している時ほど相手に響いていないことはよくあります。関係構築が出来ていなければ、アドバイスはおろかただの説教になってしまいます。

論述は箇条書きがいいのか?

あくまで個人的な意見ですが記述で書いた方が良いと思います。私も受けた論述は全て箇条書きではなく記述しました(論述は全て合格しています)。もっと細かく説明すると試験では一度箇条書きで抜き出しておき、その後うまく文章にまとめていました。

まとめ

試験中に一番注目しなければいけないのは、クライアントの表情そんな風に思います。得意げに話をして圧倒的に低い点数で不合格だった試験後、先輩カウンセラーに言われました。

「クライアントはどんな顔してた?笑顔とかあった?」

私は回答しました。「無表情でした。」と。

答えながらダメだった理由が明確に分かった瞬間だったように思えます。

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